ライター買い? シナリオライター3選!

こんばんは。

 

 

 

さて、今日は僕が大好きなエロゲシナリオライターを紹介します。

 

 

 

 

 

1.健速(たけはや)

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僕は『遥かに仰ぎ、麗しの』がきっかけで、健速さんが大好きなりました。

健速さんの代表作はそして明日の世界より――であったりこなかなでしょうか。

 

このライターさんは基本的にはクセの少ない文章を書きます。なので難しい比喩だったりなんかはあまりありません。

 

健速さんの魅力は主人公をかっこよく描くことだと思います。この格好よさとは強さではなく、多くの場合が優しさでしょう。なんでそこまで主人公はできるのか、その自己犠牲の塊のような主人公にヒロインは心惹かれていきます。

自己犠牲野郎と言えば、ココロコネクトの主人公八重樫太一を思い出します。

 

八重樫太一の台詞から抜粋

「悪いかよ!!そうだよ、俺は目の前で誰かが傷付くのを見るのが嫌なんだよッ!そいつの痛みや苦しみを想像すると、それがどんどん膨らんで、途方もない痛みになる!俺はそれが嫌だ! なら自分が背負った方がマシだ!まだ痛みがどれ位か分かる! それなら耐えられる!そうだよ、だから俺は誰の為にやってるんでもない、俺の為に、自己犠牲野郎をやってるんだ……!」

 

こんな感じで自覚を持って自己犠牲野郎をしている主人公。健速さんのシナリオが好きな人はぜひ一巻だけでも良いので、ココロコネクトを読んでみてください。多分合うと思いますので。

 

悪く言ってしまえば、自己犠牲=優しさとしているのが健速さんの作品の特徴でもあります。僕は自己犠牲野郎な主人公、結構好きです。

 

 

 

 

さて、これは言わなくてもいいのかもしれませんが、彼には問題作があります。

 

 

 

 

クソゲーがあったらとりあえず、この作品に話を持っていく謎の風潮がエロゲユーザーの間で流行りつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

 

 

 

 

 

『放課後の不適格者』です!!!!!!

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散々クソゲー!地雷ゲー!と言われ尽くされているので、僕から言えることは……

 

むやみに人を殺してお涙ちょうだいはダメでしょそれだけです。

 

 

(そういえば前に紙風船でワンコインセールしてました)

 

 

 

 

2.SCA-自(すかぢ)

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http://koinu39computer.blog42.fc2.com/

 

この人の作品は『素晴らしき日々 ~不連続存在~』が有名でしょうね。

僕はサクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-をプレイしましたが、健速さんと違い、多くの比喩的表現や、難しい哲学をもとにして物語を描いています。

僕のようにストーリー展開やキャラ萌えだけでお腹いっぱいになっているダメなやつは別として、元ネタが分かる人にはかなぁり濃い作品になっていることでしょう。文学や哲学と言った要素があらん限りに散りばめられています。僕もサクラノ詩やり直して、サクラノ詩から文学作品や哲学作品に興味持つべきだろうなぁ……

物語を骨の髄までなめ尽くすならば、しっかりと考察を重ねなければ本当の面白さは見えてこないであろう。そんな深みのある作品になっています。

 

萌えもいいけど、たまにはじっくりエロゲのテキストと戯れたい。そんな人にはSCA-自(すかぢ)さんの作品は合っていると思います。

 

 

 

 

3.田中ロミオ

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はい! 最後は田中ロミオさんです!!

僕は何を隠そうロミオ信者です。

 

さて、今ちょうど、『少女たちは荒野を目指す』

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が、アニメ化されていますが、そのゲーム版のシナリオを担当しているのが田中ロミオさんその人です。(アニメのシリーズ構成は綾奈ゆにこさんです)

 

しかし、企画がタカヒロさんなので、雰囲気はタカヒロさんっぽいなぁってところが多々あります。

(~ここから、敬称略~)

正直、タカヒロの企画と田中ロミオのシナリオって合うのか不安には思ってはいます……なぜなら雰囲気が全然違うので。

 

例えば、仲間の扱い方をとっても大きく違います。

 

タカヒロの作品の仲間家族のような存在です。つよきす『真剣で私に恋しなさい!』でも、始めから一つのコミュニティとして支え合うような雰囲気があります。(すばるマジかっこよかった……)

対して、

ロミオの作品での仲間ただの集まりです。どこかお引け目や劣等感などを持っていてお互いを信じ切れていません。そんな思いを抱きながらも、それをぶつけ合い一歩一歩進んで本当の仲間になっていく。その過程を描いていくのがロミオ作品だと勝手に思ってます。

 

rewriteにしても混ぜるな危険は思いますね。(rewrite自体は好きですが竜ちゃんシナリオがちょっと)

 

と、まぁつらつら書きましたが、『少女たちは荒野を目指す』で一番言いたいのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

エロゲで出せよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 

 

 

 

ってことですね。誰と一緒に企画をやろうが田中ロミオがエロゲでシナリオ書くなら買いますよ。でも、全年齢って……しかも花澤さん出てる時点でエクスタシー落ちは無いしなぁ(絶望)

 

 

さて、『少女たちは荒野を目指す』の話題はこの辺にして、田中ロミオに関して話を戻しましょう。

田中ロミオで外してはいけない要素が、スクールカーストなど集団の中での陰湿なイジメです。田中ロミオは多くの作品の中でこの集団の中での差別を題材にします。特に『ユメミルクスリ』のあえかルートはこれが顕著です。一言で言ってかなりエグイです。

 

 

ユメミルクスリ』を取り上げたついでに、この曲をどうぞ。

 

『ユメミルキカク』です☆

もちろん作詞 田中ロミオです。

 

www.nicovideo.jp

 

☆歌詞☆

徹夜で企画書 なかなかのチョイス(自信作じゃ!)
社員大勢の 反対(よくある)
流れるプロット 涙目デリート(あるある)
眠った社員は 殴ろう(よく見る)
向こうの彩色 サイケな色合い
「マ○毛モロだね(笑)」と笑ってみて……笑えねぇよ(回収されんぞ)

今いるカイシャにさよならしようか
出口はこちらと笑う ハロワの目
今いるカイシャにさよならしようか
踏み出す足先 無職に満ちていく(対になってやがるです)

 

ギャラなしでどうぞ 渡されるキカク(……)

俺暴走気味 静まれ(ここは冷静になるんじゃ)
飛び交う電波に 妨害工作 インドアでいたい このまま
あちらの会話(来月の資金繰りについて)は 生々しすぎるね
イヤフォンつけよう 聞かぬように

ユメミルシャチョウにさよならしようか
目覚まし時計話すよ? 妄想よ!(終わってるネ)
ユメミルカイシャにさよならしようか
四六時中ホラ! 苦しむ、身悶える
クリアできぬ フラグで 納期伸びる 会社がぁぁぁ……

 

ユメミルシャチョウにさよならしようか

目覚まし時計話すよ? 妄想よ!
ユメミルカイシャにさよならしようか
四六時中ホラ! 苦しむ、悶える

イマイルカイシャにさよならしようか
出口はこちらと笑う ハロワの目
イマイルカイシャにさよならしようか
踏み出す足先 無職に満ちていく

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それではこの辺で

また